現地2日、独バーデンバーデン競馬場にてG1バーデン大賞（芝2400m）が行われ、英国から遠征したP.コスグレイヴ騎乗のベストソリューションが接戦を制した。

　クビ差の2着も英国からの遠征組であるデフォー。地元のドイツ勢は古豪イキートスの3着が最高で、4着に昨年の独ダービー馬ヴィントシュトースが入った。

　S.ビン・スルール厩舎の4歳馬ベストソリューションは、前走のベルリン大賞でG1初制覇。7月の英G2プリンセスオブウェールズステークスから重賞3連勝と絶好調だ。ビン・スルール調教師は「いい勝ちっぷりだった。今後はオーストラリアへ遠征する予定」と語り、コーフィールドカップとメルボルンカップの両G1へ挑戦する意向を示している。