米三冠馬アメリカンファラオの父として知られる名種牡馬パイオニアオブザナイルが、現地18日に急死した。13歳だった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　エンパイアメーカー産駒のパイオニアオブザナイルは、2歳時にキャッシュコールフューチュリティ、3歳時サンタアニタダービーとG1レースを2勝。G1ケンタッキーダービーでは2着と善戦した。

　引退後は2015年に米クラシック三冠を達成したアメリカンファラオ、2016年のG1ブリーダーズカップジュベナイルなどを勝って最優秀2歳牡馬に選出されたクラシックエンパイア、G1シューメイカーマイルステークス勝ち馬のミッドナイトストーム（2016年）などを輩出。日本ではレヴァンテライオンが2016年のG3函館2歳ステークスを勝っている。