昨年の英ダービー馬マサーが、故障から復帰後は凱旋門賞を目指すことが分かった。

　英ダービー制覇後は長期離脱中のマサーだが、現地7月6日に英サンダウン競馬場にて行われるG1エクリプスステークスで復帰予定。当初は6月のロイヤルアスコット開催でのG2ハードウィックステークスで戦列に戻る可能性もあったが、C.アップルビー調教師はじっくり調整する意向のようだ。

　同師は「昨年の最大の後悔はエクリプスステークスを使えず、シーズン後半を棒に振ってしまったこと、特に凱旋門賞に出られなかったことだ」「ロイヤルアスコットに行けなくても大きな問題にはならない。なぜなら凱旋門賞こそが私のメインターゲットだから」とコメントしている。