現地5月4日に行われるG1英2000ギニーで有力視されていた無敗馬ケイリクスが、同レースを回避することになった。

　J.ゴスデン厩舎が管理するキングマン産駒ケイリクスは、昨年6月に芝6ハロン戦を5馬身差で圧勝後に英G2コヴェントリーステークス（芝6ハロン）も連勝。だがその後は故障で長期離脱していた。

　陣営のレーシングマネージャーを務めるT.グリムソープ氏は、「L.デットーリ騎手が乗ってロウリーマイルで調教をした。ゴスデン調教師もデットーリ騎手も、長期休養明けで2000ギニーに直行するのは負担が大きすぎると感じたようだった」との声明を発表。

「したがってケイリクスは2000ギニーには向かわず、5月1日にアスコット競馬場で行われるG3パビリオンステークス（芝6ハロン）に出ることとなった。マイルのトップレース参戦はその後にあらためて検討する」としている。