前哨戦を勝利してG1英2000ギニーの有力馬に浮上しながら調教中に脚部不安を発症したモハーザーが、英2000ギニーを回避することになった。

　M.トレゴニング厩舎のショーケーシング産駒モハーザーは通算4戦3勝。今月13日に英G3グリーナムステークスで重賞2勝目を挙げていた。

　馬主であるハムダン殿下のレーシングマネージャーを務めるA.ゴールド氏は「（モハーザーは）残念ながら2000ギニーには間に合わない」とコメント。骨挫傷と診断されたが数週間以内に再びエックス線検査を行う予定で、「調教を休止する必要がある。数カ月にわたるかもしれない」と長期離脱になる可能性を示唆し、「できれば秋には戻ってきてほしい」と続けていた。