豪ムーニーバレー競馬場で現地26日に行われたG2クリスタルマイル（芝1600m）は、好位の一角を進んだ英国からの遠征馬チーフアイアンサイド（9番人気）が、2番手から抜け出した6番人気クリフズエッジを差し切った（0.1馬身差）。

　さらに0.1馬身差の3着に4番人気のベストオブデイズが追い込み、1番人気のドリームフォースは逃げるも4着に終わった。コックスプレート除外から回ったゲイローチョップ（7番人気）は9着、ドリームキャッスル（8番人気）も最下位の11着に沈んでいる。

　チーフアイアンサイドはロウマン（その父インヴィンシブルスピリット）産駒の4歳牡馬で、コックスプレートにダンステリアを出走させたD.ムニュイジエ調教師が管理。これまでG3での3着は3回あったが、この勝利で重賞初制覇を果たした。