分割開催で行われた米G1アーカンソーダービー（Div1）を制すなど無傷の3連勝を飾ってた米クラシックの有力候補と目されていたシャーラタンが足首を負傷。現地9月5日のG1ケンタッキーダービーを回避することが確実となった。

　これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が6日に報じたもの。同馬を管理するB.バファート調教師によると、シャーラタンは最短でも45日間は休養が必要とのこと。同師は「シャーラタンはケンタッキーダービーには向かわない。（10月3日の）プリークネスステークスも厳しいだろうが、ブリーダーズカップには間に合うはずだ」とコメントしている。

　なおシャーラタンはアーカンソーダービー勝利後の薬物検査をパスできなかったとも報じられているが、バファート師は分割されたサンプルによる再検査については新たな情報は得ていないとしている。