マイルG1を2勝しているK.コンドン厩舎のローマナイズドが、現地6日の仏G1ムーランドロンシャン賞ではO.ペリエ騎手に乗り替わることが分かった。

　ローマナイズドは3歳まではS.フォーリー騎手が主戦を務め、G1愛2000ギニーを制覇。4歳となった昨年からはW.リー騎手が全レースで手綱を取り、19年8月の仏G1ジャックルマロワ賞や今年7月の愛G2ミンストレルステークスなどを勝っている。

　しかし今回は新型コロナウイルスの影響による渡航時の検疫を避けるためにリー騎手はフランスにはいかず、現地のベテランであるペリエ騎手に鞍上を譲ることになった。だがコンドン調教師は「オリビエ・ペリエは世界レベルの名手。私たちは長年にわたって彼を見てきた」と語り、乗り替わりには何の心配もないことを強調していた。