現地18日、香港シャティン競馬場にてG2シャティントロフィー（ハンデキャップ、芝1600m）が行われ、香港三冠馬ゴールデンシックスティが連勝を9に伸ばした。

　道中は中団の5番手に控えたゴールデンシックスティは、直線で並ぶ間もなく先行勢を抜き去って先頭に。逃げていたカーインスターが必死に食らいついたが手応えの差は歴然で、半馬身という着差以上の快勝だった。

　2番手から先頭を伺っていた2番人気ビューティージェネレーションは粘りを欠いて6着に沈んだ。

　昨季に香港三冠を達成したゴールデンシックスティは、今季初戦だった前走のG3セレブレイションカップから重賞2連勝。香港ジョッキークラブのウェブサイトによると、K.ルイ調教師は「この距離をキープしていく」と語り、12月のG1香港マイル参戦を示唆している。