現地22日、イギリスの国民的行事でもある障害レースのG3グランドナショナルを2連覇した名障害馬タイガーロールが4年ぶりに平地レースに出走。しかし結果は6着だった。

　タイガーロールは史上初の3連覇を狙っていた春のグランドナショナルが新型コロナウィルスの影響で中止になったため、今回は3月の障害レース以来の出走。愛ナヴァン競馬場での芝14ハロン戦に出走したが、勝ち馬から30馬身近く遅れての6着に終わって平地レース初勝利はならなかった。

　陣営のレーシングマネージャーは休み明けの影響に言及しつつ、「（タイガーロールは）自分でスイッチを入れなかった。サム（ユーイング騎手）はよくやってくれた」とコメント。「すべて順調ならば11月か12月にチェルトナムでのクロスカントリーチェイスに出るか、（年明けの）ボインハードルかな」と今後の予定について語っていた。