現地10月31日の豪G1ヴィクトリアダービーで2着と好走したヒットザショットが、香港へ移籍することが決まった。

　豪競馬メディア『racing.com』によると、ヒットザショットは香港への売却に伴ってM.クマーニ厩舎からJ.サイズ厩舎へ転厩するという。

　ダンディール産駒の3歳馬ヒットザショットは今年8月に1400m戦をデビュー勝ち。以降は勝ち星こそないが、今年10月のG3ネッズクラシック（芝2000m）で3着、そしてG1ヴィクトリアダービー（芝2500m）では1馬身差の2着と距離が伸びた重賞で善戦した。

　クマーニ調教師はステイヤーとしての将来性を高く評価し、G1メルボルンカップを狙えると期待していたが、転厩には理解を示して馬主にこれまでのサポートを感謝するコメント。「彼はおおいに見込みのある馬。まだ彼のベストを我々は見せてもらっていない」と述べ、ヒットザショットの活躍を願っていた。