現地21日、香港シャティン競馬場にて香港4歳三冠の第2戦に当たる香港クラシックカップ（芝1800m）が行われ、伏兵ヘルシーハッピーが逃げ切る波乱の結末となった。

　スタートから積極的にハナを奪ったヘルシーハッピーは、そのまま馬群を引っ張り直線へ。なおも粘りを発揮し、最後まで先頭を譲らなかった。クビ差の2着も伏兵のロシアンエンペラーで、三冠初戦の香港クラシックマイルを人気薄で制したエクセレントプロポーザルは4着までだった。

　F.ロー厩舎のヘルシーハッピーはオーストラリア生まれのズースター産駒。香港クラシックマイルでは中団から伸びを欠いて7着だったが、逃げの手に出た今回は大仕事をやってのけた。