現地13日に豪ローズヒルガーデンズ競馬場で行われた2歳G3パゴパゴステークス（芝1200m）は、好位の内ラチ沿いを追走した3番人気のシャクィーロが残り200mを切って抜け出し、外から追い上げる6番人気タイガーオブマレーを0.1馬身抑えた。

　さらに0.3馬身差の3着に勝ち馬の背後から内を狙った4番人気タイのマズが続き、G1ブルーダイヤモンドステークス2着で1番人気のイングレイシーエイティングは中団から末脚不発の5着に敗れた。

　シャクィーロはC.ウォーラー調教師が管理するシャラー産駒の牡馬で、昨年10月3日にG3ブリーダーズプレートでデビュー勝ち。1月16日には賞金総額200万豪ドルのマジックミリオンズ2歳クラシックを制していた。これで通算成績を6戦3勝（重賞2勝）とした同馬は、連闘で世界最高賞金の2歳G1ゴールデンスリッパーステークス（20日）に臨むこととなった。