2021年のNTRA（全米サラブレッド競馬協会）ランキング第5週分が現地15日に発表され、G2レベルステークスでノーステッキの圧勝劇を演じたコンサートツアーが、3歳部門で前週の7位から3位に上昇した。

　その一方、前週は6位ながらレベルSで完敗したカドーリヴァーはトップ10から脱落。前週で12位に後退したプロクシーが9位に返り咲き、ブリーダーズカップジュベナイル2着などがあるホットロッドチャーリーも13位からトップ10入りを果たしている。

　また、総合部門では今季初戦を飾った牝馬の2頭が順位を上げ、G1ビホルダーマイルステークス勝ちのスイススカイダイバーが6位から3位に浮上。G2アゼリステークスを制したシーデアズザデビルも26位からトップ10入りをしている。

トップ10の馬名とポイント（カッコ内は前週の順位）

・総合部門
1、362pts、シャーラタン(1)
2、348pts、モノモイガール(2)
3、288pts、スイススカイダイバー(6)
4、275pts、ニックスゴー(3)
5、169pts、アイドル(4)
6、159pts、ミスティックガイド(5)
7、123pts、カーネルリアム(8)
8、110pts、マックスフィールド(7)
9、58pts、シーデアズザデビル(26)
10、57pts、ガミーン(9)

・3歳部門
1、372pts、エッセンシャルクオリティ(1)
2、365pts、ライフイズグッド(2)
3、306pts、コンサートツアー(7)
4、290pts、グレーテストオナー(3)
5、239pts、マンダルーン(4)
6、156pts、メディーナスピリット(5)
7、77pts、ヘリウム(9)
8、73pts、リスクテイキング(10)
9、57pts、プロクシー(12)
10、38pts、ホットロッドチャーリー(13)

※NTRAの週間トップ10投票は全米のメディア関係者が任意の10頭を選び、最上位の10点から1点ずつ漸減してポイントを配分。それらを集計した上位10頭によってランキングされる。3歳部門はベルモントステークス後、総合部門はブリーダーズカップ後までが対象期間となる。