現地20日に米フェアグラウンズ競馬場で行われたG2フェアグラウンズオークス（3歳牝馬、ダート8.5ハロン）は、1番人気のトラベルコラムが2番手追走から直線で抜け出し、後方から追い込むクレリエール（2番人気タイ）に2馬身3/4差をつけて快勝した。

　さらに2馬身差の3着に6番人気のスーパーセンセーショナルが逃げ粘り、もう1頭の2番人気リルトッツィーは5着に終わった。

　トラベルコラムは昨年11月末のG2ゴールデンロッドステークスでクレリエールを破り重賞初制覇。3歳初戦の前走はG2レイチェルアレクサンドラステークスでクレリエールとの叩き合いにクビ差で惜敗し、今回はお返しして2度目の重賞勝ちとした。

　フェアグラウンズオークスはケンタッキーオークスの指定ポイントレースで、最近10年の優勝馬では2014年のアンタッパブルと2012年のビリーブユーキャンがKYオークスを制覇。2009年のレイチェルアレクサンドラはKYオークスとプリークネスステークスの変則二冠を達成している。