G1オーストラリアンオークス（3歳牝馬、芝2400m）が現地17日にランドウィック競馬場で行われ、中団追走のハングリーハート（3番人気タイ）が最終コーナーで外から先行勢に並ぶと、直線残り200mを前に抜け出し後続に1.3馬身差をつけて快勝した。

　最後方から内ラチ沿いを進出して勝ち馬の背後に出た6番人気デュアイスが2着、5番人気バーゲンが先行集団から内を立ち回って3着に粘り込んだ。1番人気のハーモニーローズは逃げるも7着、2番人気のニュージーランドオークス馬アマレリンハは後方から外を回って4着に終わっている。

　フランケル産駒のハングリーハートは前走のヴァイナリースタッドステークスに続く2度目のG1制覇。重賞はG2ファーラップステークスから3連勝で、2歳時のG2スウィートエンブレイスステークスと合わせて4勝目とした。