現地29日、豪イーグルファーム競馬場で行われた2歳G2・BRCサイアーズプロデュースステークス（芝1400m）に、ノーザンファームの吉田勝己氏が所有するモーリス産駒ポートルイスが出走。17頭立ての3番人気に推されて序盤は最後方から進み、馬群の中から直線鋭く勝ち馬に詰め寄るも3着に惜敗した。

　好位の後ろから抜け出した8番人気タイガーオブマレーが、ポートルイスの横から外を回って急追する5番人気コンヴァージを0.2馬身振り切って1着。さらに0.4馬身差でポートルイスが続き、1番人気を分け合ったランチハンドとプリンスオブブームは順に11着と12着に惨敗した。

　エクストリームチョイス（その父ノットアシングルダウト）産駒のタイガーオブマレーは、昨年10月24日のデビュー勝ち以来となる白星で重賞初制覇。その間にはG3パゴパゴステークスでの2着がある。これで通算成績を6戦2勝としている。