現地20日、米ベルモントパーク競馬場にてG3ポーカーステークス（芝8ハロン）が行われ、J.ロザリオ騎乗のオレクサンドラが圧倒的な1番人気に推されていたレイジングブルに競り勝った。

　スタートで後手を踏んだオレクサンドラは最後方からのレースに。前走のG1メーカーズマークマイルステークスからの連勝を狙うレイジングブルが中段待機から最後の直線で最内を突いて先頭に立ったところを、大外から一気にオレクサンドラが差し切ってアタマ差の勝利を収めた。

　N.ドライスデール厩舎のオレクサンドラはアニマルキングダム産駒の7歳牝馬。昨年6月のジャイプールステークスでG1初制覇を飾ったがその後は骨折や落馬などもあって未勝利が続き、人気を落とした中での強豪撃破だった。