ロイヤルアスコット開催の英G1プリンスオブウェールズステークスで戦ったラブとアウダーリャが、7月末の英G1ナッソーステークスで再戦する可能性が浮上してきた。

　プリンスオブウェールズSでは、昨年の英二冠牝馬ラブが米G1ブリーダーズカップフィリー＆メアターフ勝ち馬のアウダーリャに3/4馬身差で勝利した。

　アウダーリャを管理するJ.ファンショー調教師はこの結果には満足しており、「ナッソーSは目標とするのにふさわしいレース。賞金額も高いし、いつも3歳と古馬の激突になるからね」とコメント。7月29日に英グッドウッド競馬場で行われる牝馬限定のナッソーSへの出走を示唆した。

　ナッソーSには現時点で29頭がエントリー。ラブを管理するA.オブライエン厩舎からは他にもディープインパクト産駒の英オークス馬スノーフォールや英1000ギニー馬マザーアース、仏オークス馬ジョーンオブアークら有力3歳馬も名を連ねている。