現地20日、英ヨーク競馬場にてG1ナンソープステークス（芝5ハロン）が行われ、S.デソウサ騎乗のウィンターパワーが勝利した。

　レースはアメリカからの遠征馬ゴールデンパルが逃げ、ウィンターパワーは2番手から。残り2ハロン過ぎでウィンターパワーをかわしたゴールデンパルは、追い込んできた伏兵エマラーティアナを1馬身1/4差で抑えてゴールした。

　2着から半馬身差の3着に窪田芳郎氏が所有するドラゴンシンボル。1番人気に推されていたスエサは4着、2番人気のゴールデンパルは7着に終わった。

　T.イースタビー厩舎のウィンターパワーはバングルインザジャングル産駒の3歳牝馬。2歳時に英G3コーンウォリスステークス勝ちがあり、3歳となった今年はロイヤルアスコット開催での英G1キングズスタンドステークスで9着と完敗していたが、前走のリステッドを勝って臨んだここで嬉しいG1初制覇を達成した。