現地13日、米キーンランド競馬場にてG2ジェサミンステークス（2歳牝馬、芝8.5ハロン）が行われ、カリフォルニアエンジェルが接戦を制した。

　後方2番手からのレースとなったカリフォルニアエンジェルは、最終コーナーでまくり気味に仕掛けて大外からロングスパート。粘り込みを図ったダイアモンドウォウをゴール寸前でとらえてアタマ差で差し切った。

　カリフォルニアエンジェルは現在は日本で繋養されている米年度代表馬カリフォルニアクロームの産駒。デビュー勝ち後の前走は一般戦で3着に敗れており、G.レオナード3世調教師にとっても今回が重賞初制覇となった。

　この勝利でカリフォルニアエンジェルは11月5日のG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフの優先出走権を獲得。なお昨年はこのレースの勝ち馬アントパールがBCジュベナイルフィリーズターフも連勝している。