毎年1月に豪ゴールドコースト競馬場で開催されるマジックミリオンズ・レースデーに、2023年から新たに2レースが追加されることが分かった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

　同レースデーではこれまで、マジックミリオンズ社のセールで購入された馬を対象に賞金200万豪ドル（約1億6000万円）のマジックミリオンズ3歳ギニー（芝1400m）やマジックミリオンズ2歳クラシック（芝1200m）などの各レースを実施。今回の追加や既存レースの増額などで賞金総額は1175万豪ドル（約9億7000万円）となる。

　新たな追加レースは、賞金100万豪ドル（約8200万円）のマジックミリオンズザシンジケート（3歳以上、芝1200m）と、デビュー戦としては世界最高賞金額となる同50万豪ドル（約4100万円）のマジックミリオンズザデビュー（2歳、芝900m）。前者の出走条件は初出走から当レースまで最低20人以上の共同かシンジケート所有であること、後者はデビュー戦であることとされている。