現地23日の英G1キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークスを回避した英ダービー馬デザートクラウンが、来月17日のG1英インターナショナルステークスにも出走しないことが分かった。

　同馬を管理するM.スタウト調教師は「彼はヨーク（英インターナショナルS）には行かないだろう」とコメント。陣営のレーシングマネージャーを務めるB.レイモンド氏も「シーズン終盤の凱旋門賞と英チャンピオンステークスのどちらかに備える」とし、スタウト調教師とは話し合っていないとしつつも「（英インターナショナルS出走には）準備期間が十分とれるとは思わない」との見解を述べている。

　ナサニエル産駒のデザートクラウンはダービー前哨戦の英G2ダンテステークスを勝って臨んだ英ダービーを快勝。その後はキングジョージを目指していたが、先日に脚の問題が発生したため回避していた。