現地26日の英G1グッドウッドカップで、前走のG1英ゴールドカップに続いてキプリオスに敗れたストラディバリウス。だが8歳の元欧州長距離王は、まだ現役を続行するようだ。

　オーナーのB.ニールセン氏はレース後、「さようならというつもりはない」とコメント。「ストラディバリウスが全盛期であっても、彼は今日のような走りをしたと思う」「ここ1、2年はまだ熱意を持って走っているし、トレーニングもしっかりやっている」と衰えを否定した。

　そのうえで同氏は「シーズンの途中で歩みを止める意味はない」と即引退を否定。「今回のグッドウッドカップは最高だった。出走馬の顔触れは素晴らしく、ストラディバリウスは勝つかもしれないし、3着や4着に敗れるかもしれないとも思っていた」と続け、「結果的に英ゴールドカップの勝ち馬に僅差だったんだ。素晴らしいパフォーマンスだったと思う」と愛馬を労っていた。