現地2日、仏ドーヴィル競馬場で2歳牝馬によるG3シックスパーフェクションズ賞（芝1400m）が行われ、4番人気のシドニーアームズチェルシーが3番手追走から直線半ばで抜け出し快勝した。

　ニアルコスファミリー所有で1番人気のテレストリアルは最後方から追い込むも3/4馬身差の2着に敗れ、さらに1馬身差の3着には6番人気のイパネマプリンセスが逃げ粘った。

　シドニーアームズチェルシーは英国のC.ヒルズ調教師が管理するスーネーション産駒で、5月31日にニューベリー競馬場の芝6.5ハロンでデビュー勝ち。次戦はロイヤルアスコット開催のG3アルバニーステークスで5着に敗れ、続く前走は7月10日に今回と同舞台のリステッドで4着だった。

　なお、シドニーアームズチェルシーは愛G1モイグレアスタッドステークスなどに登録があるものの、馬主関係者は次戦に8月20日の仏G2カルヴァドス賞を希望している。