豪G2ジョンFフィーハンステークス（2歳以上、芝1600m）が現地3日にムーニーバレー競馬場で行われ、単勝1.65倍の1番人気ミスターブライトサイドが2番手追走から最終コーナーで先頭に並ぶと、迎えた直線では4.5馬身突き抜けて圧勝した。

　2着に勝ち馬を背後でマークした3番人気のインスピレーショナルガール、さらに0.75馬身差の3着には4番人気のスパニッシュミッションが続いた。

　ミスターブライトサイドは今季初戦のG2・PBローレンスステークスから重賞連勝。昨シーズン最終戦のG1ドンカスターマイルと合わせ3連勝で3度目の重賞制覇とした。この勝利によりミスターブライトサイドはコックスプレートの優先出走権を獲得している。

　同日付けの豪競馬メディア『racing.com』が報じたコメントでは、同馬を共同管理するB.ヘイズ調教師は「彼はレースを使うことでのみ良化する。使うほどに良くなっていくんだ。コックスプレートに手を挙げることになるだろう」と参戦表明。その一方でコーフィールドカップの選択肢も残してあると話している。