ウィリアム・ビュイック騎手（34）が初の英国リーディングジョッキーに輝いた。157勝を挙げ、91勝で並ぶ2位のホリー・ドイル、トム・マーカンドに66勝差をつけて圧倒した。今年は昨年まで3年連続リーディングだったライバルのオイシン・マーフィー騎手が不在。大本命がしっかりと結果を残した。

　英国のリーディングジョッキーは英2000ギニー当日から英チャンピオンズデーまでの期間で争われる。ゴドルフィンの主戦騎手を務めるビュイックはこれまでにリーディング2位を3回（15、20、21年）経験していた。

　ビュイック騎手は「私の父はスカンジナビアで8度、チャンピオンジョッキーになっているので、今回は私が達成できたのはすごいことです。大変な仕事です。毎日、すべてのレースがそうです。ただ、私はすべての瞬間を愛しています。うまくいって勝てたとき、いい馬に騎乗できたとき、大きな開催に騎乗できたときは最高です。ですから、大変な仕事ですけど、私はこれを変えることはないです」と語っている。

出典：日刊スポーツ