豪G2クリスタルマイル（芝1600m）が現地22日にムーニーバレー競馬場で行われ、先頭から10馬身余りの後方2番手で中間点を通過したマイオベロン（3番人気タイ）が、一気の仕掛けで残り200mから先頭を奪いそのまま押し切った。

　勝ち馬の直後で最後方追走の5番人気バンカーズチョイスが1.5馬身差の2着に続き、7番人気のバッファローリバーが逃げ粘ってさらに1.25馬身差の3着。1番人気のジェントルマンロイは2番手追走も6着に終わった。

　マイオベロンは英国のW.ハガス厩舎から豪州のA.ニーシャム厩舎に移籍。今回はG2サマーマイル（3着）から3カ月ぶりの豪州初戦だった。重賞は昨年4月のG3アールオブセフトンステークス以来となる2勝目。今年3月にはドバイターフにも遠征し、同着優勝のパンサラッサとロードノースから約4馬身半差の6着だった。J.アレン騎手はクリスタルマイルを連覇（計3勝目）とした。