フランスのトップジョッキーとして知られるP.ブドー騎手が、同国の競馬統括機関フランスギャロから騎手免許を取り消されることが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』などが報じている。

　ブドー騎手は女性への暴行容疑で昨年5月から騎乗停止処分中。フランスギャロは11月7日に内務省からブドー騎手の騎乗停止を継続するよう要請を受けたとし、騎手免許の取り消しが必要との判断に至ったとしている。

　29歳のブドー騎手はフランスのリーディングジョッキーを3回獲得。2019年にはヴァルトガイストでG1凱旋門賞を制覇した実績を持っている。