日本馬を対象とした米G1ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Japan Road to the Kentucky Derby」の第2戦となるJpn1全日本2歳優駿（2歳、ダート1600m）が14日に川崎競馬場で行われ、3番人気のデルマソトガケが見事な差し切り勝ちを見せた。

　先行集団からやや離れた6番手で機をうかがっていたデルマソトガケは、4番手まで上がって直線へ。先に抜け出していた1番人気のペリエール、内を突いた2番人気オマツリオトコを最後に差し切った。

　2着はアタマ差でオマツリオトコ。さらに1馬身差の3着にペリエールが続いた。

　デルマソトガケは父が新種牡馬のマインドユアビスケッツ、母父ネオユニヴァースという血統。芝で2戦して6着、4着後にダートへ転向し、その2戦目から3連勝で重賞初制覇となった。

　なおこの勝利でデルマソトガケは「Japan Road to the Kentucky Derby 」で20ポイントを獲得してシリーズ首位に立った。