米G3ルコントステークス（3歳、ダート8.5ハロン）が現地21日にフェアグラウンズ競馬場で行われ、最後方の6番手からレースを進めた1番人気のインスタントコーヒーが、第3コーナーから長く脚を使うと直線で一気に突き抜けた（2馬身1/2差）。

　2着に5番手から先に抜け出した3番人気のトゥーフィルズ、さらに5馬身1/4差の3着には4番人気のコンフィデンスゲームが続き、2番人気のエコーアゲインは逃げるも直線で競走を中止した。

　B.コックス調教師が管理するボルトドーロ産駒のインスタントコーヒーは、前走のG2ケンタッキージョッキークラブステークスに続く重賞2勝目。3歳初戦を快勝して通算成績を4戦3勝とし、ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズで合計32点に伸ばした。

　昨年のルコントS出走馬は2着のエピセンターが2戦後にG2ルイジアナダービーを、6着のサイバーナイフも2戦後にG1アーカンソーダービーを制すなど、3歳ダート戦線のけん引役を担った。