現地16日、仏パリロンシャン競馬場で仏1000ギニーの前哨戦となるG3グロット賞（3歳牝馬、芝1600m）が行われ、ブルーローズセンが勝利して3連勝を飾った。

　好スタートからハナを切ったブルーローズセンは直線に入って追い出すとリードを広げ、中団から追い込んだリンディーを1馬身半差で下した。

　C.ヘッド厩舎のブルーローズセンはチャーチル産駒。2歳時は仏G1マルセルブーサック賞など重賞を2連勝して締め、3歳初戦のここも危なげなく勝ってクラシックへ臨むことになった。

　英競馬メディア『At The Races』によると、ヘッド調教師は「仏1000ギニーが待ちきれない。ロンシャンは彼女に最適なコース」「その後はもし2000メートルが大丈夫なようなら仏オークスを考える」と話している。