昨年9月にG1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスを制したアルリファーが、前売り1番人気に推されている愛2000ギニー（27日）を回避することになり、地元メディアの『irishracing.com』などが報じた。

　アルリファーは昨年8月のデビュー2戦目に勝ち上がり、続くヴィンセントオブライエンナショナルSではプラウドアンドリーガルに1馬身1/4差をつけて快勝。それ以来のぶっつけ本番で愛2000ギニーに出走を予定していた。

　しかし、同馬を管理するJ.オブライエン調教師によると、アルリファーは調教中に一頓挫あって回避を余儀なくされたとのこと。状況は深刻なものではなく、夏の終盤には復帰を見込めるうえ、ロイヤルアスコット開催も視野にあるという。