現地18日、仏シャンティイ競馬場でG3リス賞（3歳、芝2400m）が行われ、O.マーフィー騎乗の伏兵ルビスヴァンドームが勝利した。

　4番手付近につけて先行したルビスヴァンドームは、コーナーで馬群に包まれてポジションを下げるも直線で挽回。残り300メートル付近から息の長い末脚を発揮し、逃げ粘るシラウィをゴール前でとらえて3/4馬身差の勝利とした。

　M.バラッティ厩舎のルビスヴァンドームはガリウェイ産駒。重賞では4月のG3ノアイユ賞5着があるだけだったが、前走のリステッド2着から巻き返しての重賞初制覇となった。

　リス賞は7月のG1パリ大賞の前哨戦という位置づけで、昨年の勝ち馬シムカミルはパリ大賞で2着と善戦している。