現地13日、仏ドーヴィル競馬場でG3ゴントービロン賞（芝2000m）が行われ、牝馬のプラスデュキャルゼルが牡馬相手にG1馬の貫録を示した。

　外目の枠から3番手に付けたプラスデュキャルゼルは、直線残り400メートルからスパートして先頭に。残り200メートル付近でボルトホールに迫られたものの、最後まで並ばせずに3/4馬身差で振り切った。

　A.ファーブル厩舎のプラスデュキャルゼルはロペデヴェガ産駒の4歳牝馬。昨秋の仏G1オペラ賞では同期の仏オークス馬ナシュワや英オークス馬チューズデーらを相手にG1初制覇を果たした。今年は4月に牡馬混合の仏G1ガネー賞で5着に終わったが、G3の今回はしっかり勝ち切った。