フランス人女性ジョッキーのミカエル・ミシェル騎手（28）が27日のJRA通年騎手免許1次試験受験（筆記）のため、26日早朝羽田空港へ到着した。

　同騎手は長年JRA騎手になることを熱望しており、昨年に続き2年連続の挑戦。現在は米国を拠点として騎乗しており、調教、レースの合間を縫いながら試験勉強に取り組んできた。到着後は疲れも見せずいつものスマイルを見せ、1年ぶりの来日に「ホームに帰った気分です」と相変わらずの親日家ぶりを見せた。

　ミシェル騎手は「ここ1年、毎日2時間、多い時は3時間勉強に励んできました。緊張というよりはエキサイティングな気持ちです。昨年よりも馬学、法規などより広い分野の勉強をしてきました。2回目なので皆さんを失望させたくないですし、頑張ったことを皆さんに見せたい。JRAのジョッキーになるのは私の夢です」と自身2度目となる試験への意気込みを力強く語った。

　なお、1次試験の合格発表は10月5日。合格すれば来年1月24日の口頭試験を含む2次試験に進む。

出典：日刊スポーツ