仏G1凱旋門賞の前哨戦を制しながら一時は本番への出走を回避すると見られていた独ダービー馬ファンタスティックムーンが、現地27日に凱旋門賞の追加登録を行った。

　仏G2ニエル賞を制したファンタスティックムーンの陣営は当初、ジャパンカップかブリーダーズカップに向かうことを示唆していた。しかしオーナーグループの関係者によると、「（追加登録は）今朝になって決断した。昨日の調教がとても素晴らしかった」と直前で方針転換したことを明かしている。

　さらに同関係者は「このまま好天が続き、彼に最適な良馬場になることを願う」と続けていた。