現地9月30日、仏パリロンシャン競馬場で行われたG2ドラール賞（3歳以上、芝1950m）は、単勝1.7倍の圧倒的人気を集めたオリゾンドレが先頭から10馬身ほどの後方2番手で直線を迎えると、残り200mからの仕掛けで大外一気に突き抜けて快勝した。

　1馬身1/4差の2着に4番人気のジャックダーシーが逃げ粘り、さらにクビ差の3着には2番人気のエレヴァンが続いた。

　オリゾンドレはハットトリックを父に持つダビルシム産駒でP.コティエ調教師が管理。これで前々走のG2ウジェーヌアダム賞、前走のG3プランスドランジュ賞に続き重賞3連勝（3勝目）とした。

　英競馬メディア『attheraces.com』はレース後、X（旧ツイッター）にオリゾンドレを共同所有するグースリーレーシングのレーシングマネージャー、P.シェブーブ氏のインタビューを投稿。同氏は次走の英チャンピオンステークスで2021年のシリウェイに続く勝利を狙うと発言している。