現地18日、豪コーフィールド競馬場でG3クーンジーカップ（ハンデキャップ、芝2000m）が行われ、ディープインパクト産駒のムラマサが勝利した。

　縦長の馬群で中段やや後方に控えたムラマサは、勝負どころで馬群に突っ込む形となったがD.ムー騎手が巧みなコース取り。残り100メートル付近で前を行く2頭の間をこじ開けて先頭に立ち、最後は2着のディアミルに0.75馬身差の勝利を収めた。

　T.バスティン＆N.ヤング厩舎のムラマサはディープインパクト産駒の4歳セン馬。今年3月のG1オーストラリアンギニーでは13着と大敗したが、豪競馬メディア『racing.com』によると、のどの手術を受けて状態が改善したという。

　今回は前走の一般戦から2連勝での重賞初制覇。ヤング調教師は成長を認め、次走は11月11日のG3クイーンエリザベスステークス（芝2600m）になる予定だと語った。