現地11月4日の米G1ブリーダーズカップクラシックに出走を予定していたゴーロケットライドが、28日の調教中に右前脚を骨折したことが分かった。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じている。

　R.マンデラ調教師によると折れた骨が皮膚を突き破る重傷で、29日に手術の予定。同師は「デリケートな状況になるだろうが、できる限りのことをするつもり」としつつも、「もし（治療が）有意義なものでなくなり始めたら、私たちはそれをやめるだろう」と最悪の事態に至る可能性を示唆した。また同師は感染症が脅威になるとも付け加えている。

　ゴーロケットライドはキャンディライド産駒の3歳馬。クラシックは不出走だったが7月のG1ハスケルステークスでケンタッキーダービー馬メイジを2着に下して優勝。前走のG1パシフィッククラシックではアレイビアンナイトのクビ差2着だった。