国際競馬統括機関連盟（IFHA）が定めた世界のトップ100G1レースの成績に基づいて採点される今年の「ロンジンワールドベストジョッキー」が現地11月30日に発表。R.ムーア騎手が歴代最多タイとなる4回目の受賞を果たした。

　ムーア騎手は2014年、16年、21年に続く受賞で、L.デットーリ騎手と並ぶ4回目の受賞。今年は対象レースのうち香港スプリント（ウェリントン）、タタソールズゴールドカップ（ルクセンブルク）、英ダービー、アイリッシュチャンピオンステークス、ブリーダーズカップターフ（いずれもオーギュストロダン）、セントジェームズパレスステークス、エクリプスステークス、サセックスステークス（いずれもパディントン）の8レースを制して156ポイントを獲得した。

　2位は同じく8勝ながら2着以下の差で後塵を拝したデットーリ騎手（120ポイント）、3位も8勝を挙げた前年受賞のJ.マクドナルド騎手（116ポイント）。日本を拠点とするC.ルメール騎手は6勝で4位だった（98ポイント）。