現地2日、米ガルフストリームパーク競馬場でケンタッキーダービー路線のG2ファウンテンオブユースステークス（3歳、ダート8.5ハロン）が行われ、大本命のドーノックが危なげなく勝利した。

　KYダービー路線で有力視されているロックトらが取り消して5頭立てとなったレースで、好スタートを切ったドーノックは先頭に立ってレースをけん引。第4コーナーからようやく鞍上が追い出し、そのまま2番手で追いすがるルドムブロを1馬身3/4差で退けた。

　D.ガーガン厩舎のドーノックはグッドマジック産駒で、昨年のKYダービー馬メイジの全弟。デビュー3戦目で初勝利を挙げると前走のG2レムゼンステークスも勝ち、今回で3連勝となった。

　競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、ガーガン師は5月のKYダービーへ向けた最終ステップとなる次走について、G1フロリダダービーかG1ブルーグラスステークスに向かうと話している。