豪G1ランドウィックギニー（3歳、芝1600m）が現地9日にランドウィック競馬場で11頭により争われ、中団馬群の外につけた2番人気のセレスティアルレジェンドが、道中で前後しながら並走する1番人気ミリタライズとの一騎打ちを0.1馬身差で制した。

　セレスティアルレジェンドはミリタライズを内に見ながら運ぶと最終コーナーから併せ馬の体勢で進出。そのまま2頭で競り合いながら直線の混戦を抜け出し、最後に頭ひとつほど前に出た。

　両馬を追撃した10番人気のカフェミレニアムがさらに0.14馬身差の3着に続き、3番人気のトムキトゥンは好位追走も直線で進路がふさがるなど脚を余して4着に終わった。

　セレスティアルレジェンドはL.ブリッジ調教師が管理するダンディール（父ハイシャパラル）産駒の牡馬。前走のG2ホバートヴィルステークスで重賞初制覇を飾り、初の連勝で通算7戦3勝（2着2回）とした。