現地19日に愛ネース競馬場で行われたG3ラッカンステークス（3歳、芝6ハロン）は、2番人気のブカネロフェルテが好発から他の5頭を先導し、道中3番手から追い上げる1番人気ギブミーザビートボーイズをアタマ差退けた。

A.マレー調教師が管理するウートンバセット産駒のブカネロフェルテは、昨年8月のG1フェニックスステークスに続く3度目の重賞制覇。今回は9月のG1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスで3着に敗れて以来の3歳初戦だった。

英競馬メディア『racingtv.com』によると、マレー厩舎のR.アギアル助手は久々を叩いてブカネロフェルテが大幅に良化するとの見解を示し、次戦はロイヤルアスコット開催のG1コモンウェルスカップとプランを明かした。

　なお、大手ブックメーカーの『パディパワー』がコモンウェルスCにおけるブカネロフェルテの前売りオッズを9倍に据え置いた一方、『コーラル』は9倍から7倍にカットしている。