20歳のニコルス騎手、追加登録のミスイェチャンスで仏G1アベイドロンシャン賞制す
2026年10月06日 13:10
現地4日、仏パリロンシャン競馬場でG1アベイドロンシャン賞(芝1000m)が行われ、弱冠20歳のJ.ニコルス騎手が手綱を取った追加登録馬ミスイェチャンスが、名ジョッキーたちが騎乗するライバルたちとの叩き合いを制した。
スタートを決めたミスイェチャンスは2番手の好位につけ、さらに中盤で早くも先頭へ。各馬が追い出した終盤はR.ムーア騎乗のミッションセントラル、M.バルザローナ騎乗のシリに迫られたものの、最後まで先頭を譲らなかった。
2着はクビ差で1番人気のシリ、3着はさらにクビ差でミッションセントラル。8着までクビ差や短クビ差、短アタマ差で続く大接戦だった。
ニコルス騎手は祖父がコンチネントでこのレースを制したことのある元調教師デヴィッド氏、父もG1制覇の経験がある元騎手のエイドリアン調教師という競馬一家の出身。自身はG1初騎乗での初制覇となった。
英競馬メディア『At The Races』によると、ニコルス騎手は「あのような感覚は初めてで、言葉では言い表せない」「僕の手柄なんて大したものではない。彼女(ミスイェチャンス)がすべてをやってくれるので、僕はただ幸運にも背中に乗せてもらっているだけなんだ」「G1でチャンスが巡ってくるとは思ってもいなかった。僕を信頼して騎乗を任せてくれた馬主さんとカール(バーク調教師)には、一生感謝しきれない」と喜んでいた。
バーク厩舎のミスイェチャンスはコタイグローリー産駒の3歳牝馬。冬場のドバイでのレースも含めてハイペースで出走し続けており、2走前からニコルス騎手のお手馬に。すると前走の英G3ドバイ国際空港ワールドトロフィーステークスも含めた3連勝で一気にG1馬へと登り詰めた。
