G1ビングクロスビーS、2番人気ドレフォン落馬でランサムザムーンが漁夫の利

2017年07月30日 13:35

 デルマー競馬場で現地29日に行われたG1ビングクロスビーステークス(3歳以上、ダート6ハロン)は、2番人気に推された昨年のエクリプス賞、最優秀短距離牡馬ドレフォンがスタート直後に落馬するアクシデント。好位を進んだ3番人気のランサムザムーンが1馬身1/2差抜け出して快勝した。

 2着の1番人気ロイエイチは道中2番手から4角で先頭に並びかけたものの、カラ馬となったドレフォンに大きく外へ張り出される不利を受け、ランサムザムーンに経済コースをすくわれた。さらに1馬身1/2差の3着にはモーキャンディーが入線している。

 5歳馬のランサムザムーンは2走前のG2コナゴールドステークスで重賞初制覇。前走もG2サンカルロスステークスで2着に好走し、今回でG1初制覇を飾った。