エネイブルは休養へ、調教師はロンシャンでの凱旋門賞連覇に意欲

2017年10月02日 13:55

 現地1日に仏シャンティイ競馬場で行われたG1凱旋門賞を制した3歳牝馬エネイブル。J.ゴスデン調教師はこれが今季ラストランになることと、来季も現役を続行することを示唆している。

 ゴスデン師はレース後、「今年はこれ以上走るのはよくないと思っている。ブリーダーズカップ(米G1)に行くのは3歳牝馬には酷だと思う」とコメント。「エネイブルは去年の11月に1レースだけ使ったが、実質的には1シーズンしか走っていない。4歳になる来年も現役を続ける理由はたくさんあるよ。ロンシャン競馬場も新装オープンするしね。異なる競馬場での凱旋門賞連覇に挑戦なんて、ワクワクするじゃないか」と、早くも来年の凱旋門賞に思いを馳せていた。