英愛2000ギニー馬チャーチル、BCクラシック挑戦にゴーサイン

2017年10月26日 12:15

 今年の英愛2000ギニー馬チャーチルのG1ブリーダーズカップクラシック(現地11月4日、デルマー競馬場、ダート10ハロン)参戦が濃厚となった。

 チャーチルは愛2000ギニー以降、勝利から遠ざかっており、前走もクイーンエリザベス2世ステークスでパースウェイシブの3着と苦戦したが、同馬を管理するA.オブライエン調教師は「BCクラシックはチャーチルにとってビッグチャンス」と前向き。「彼は1マイル1/4(10ハロン)もこなせるマイラーで、ジャイアンツコーズウェイ(2000年BCクラシック2着)に非常に似ている。ダート馬のように大きくて力強さがある」と自信を口にしている。

 また、オブライエン師は仏ダービー5着以来となった前走でオールウェザーのG3を勝ったウォーディクリーも、チャーチルとともにBCクラシックへ送り込む考え。「彼(ウォーディクリー)はダートに出走すれば初めてになるけど興味深い。大きな転換点になるが、うまくやってくれそうな気がするんだ」と新境地開拓への期待を明かした。