2014年のBCクラシック2着馬、次週に約3年ぶりの現役復帰へ

2017年11月30日 12:00

 2014年のブリーダーズカップクラシック2着を最後に引退したトーストオブニューヨークが、現地12月6日にリングフィールド競馬場で行われる10ハロンの条件戦で現役復帰することになった。

 トーストオブニューヨークは英国調教馬ながらBCクラシックのほか、米G1パシフィッククラシック2着、G2UAEダービー優勝などダート路線で活躍。腱のケガによりBC後に引退し、一度はカタールで種牡馬入りするも実績を築けず、今春から現役復帰を目指して調教を再開していた。

 引き続き同馬を管理するJ.オズボーン調教師は「彼と3月から一緒に調教を積んできて、来週水曜のリングフィールドに登録することになった。ご存知の通り彼は3年もレースをしていない。ただ、彼は6歳で通算8戦しかしていないし、一歩踏み出してみるよ。鈍っていたとしても仕方ないが、彼にできる限りのことはしてきた」と、まずは様子見の構え。それでも「彼は私の人生に変化を与えてくれた馬。また調教できることになって心が弾んでいるよ」と喜びを露わにしている。