豪G1スプリンターのヘイドック陣営、ひと叩き後のドバイ遠征に前向き
2018年01月21日 10:30
オーストラリアンギニーとマニカトステークスで2度のG1制覇を誇る豪州のヘイドックが、ドバイ遠征を視野に調整を進めていることが明らかになった。
同馬を管理するT.マカヴォイ調教師は現地19日、豪競馬メディアの『Racing.com』に対し、復帰戦として予定しているG1ライトニングステークス(2月17日、フレミントン競馬場)で内容を確認のうえ、次戦にG1ウィリアムリードステークス(3月23日、ムーニーバレー競馬場)か、3月31日にドバイのメイダン競馬場で行われるG1アルクオーツスプリントへ向かうプランを明言。
さらにマカヴォイ師は、アルクオーツスプリントにより現実味があるとし、その理由として登録に制限がないことやヘイドックがドバイでどれだけ戦えるか確かめたい考えをあげた。また、ヘイドックは非常に元気なセン馬で輸送を苦にせず、メイダン競馬場の直線コースでは過去に豪州調教馬が好結果を残していることなども付け加え、遠征に前向きな姿勢をうかがわせている。
なお、豪州調教馬は2012年にオルテンシア、2016年にバッファリングがアルクオーツスプリントを制している。